知らないと損しているかもしれない!?ヘアトリートメントの効果的な使用方法について
キレイな髪の毛を維持するために必要な
ヘアトリートメント
じつは正しい使い方があるのを知っていますか?
もしかしたらあなたも知らないかもしれない。。
ヘアトリートメントの正しい使い方について
お話をさせていただきます
まずはじめに
シャンプーをし終わってからのステップです
ステップ ①
頭を下に向けた状態で、
髪の毛の中間~毛先にトリートメントを付ける
体を前屈するようにして頭を下に向けると、
髪の毛が床側に垂れると思います
(前屈のイメージ写真です)
その状態で、髪の毛の半分くらい~毛先の部分にトリートメントをつけていきます
体を前屈するようにして頭を下に向けることで、
トリートメントを優先的に付けたい毛先側が
下を向いてくれるため、ケアが必要な部分にまんべんなく付けやすくなります
ステップ ②
手で優しく包み込むように髪の毛を軽く揉む
髪の毛の中間~毛先にトリートメントが付いたら、
手や指を使い(目の粗いクシでもOK)
軽くとかすようにして行き渡らせます
その状態で、
髪の束をもって優しく揉むように浸透させていきます
(写真では頭を上げていますが、ショートヘア~ボブ位の長さの方は下を向いたままの方がやりやすいと思います)
このときは「ギューッ」と強く握るのではなく、
ほうれん草のおひたしを、
葉が破れないように優しく水を切るくらいのつよさで、
髪の毛にトリートメントが浸透しているのをイメージしながら揉みこんでいきます
よく揉みこんだら、そのまま3~5分ほどお時間を置いてから流すと、より効果的です
③
根元(地肌)には付けない
ステップ①で、
頭を下に向けるようにお話をさせていただいたのは、
優先的にケアをしたい毛先側にトリートメントをなじませたいからでしたが、実はそれだけではありません
それは、
根元(地肌)にトリートメントが付かないようにするためです
みなさんのなかにも、こんな経験をされたという方はいませんか?
- シャンプーはしっかりしているのに、頭皮やお顔周りがかゆくなる
- 頭頂部付近がペタンとしてしまう
- 根元付近がペタペタ、ベタベタ感が出ている
以上のような状態が出ていた場合、
トリートメントを頭皮に付けてしまっていたから、という場合があります
「 かゆくなる 」
トリートメントというのは、
基本的には髪の毛の栄養補給のために作られており、頭皮の為には作られていません
むしろ、トリートメントと頭皮は相性が良くないのです。。。
そのため、
トリートメントが頭皮について、
その後の流しが甘い場合には、人によってはかゆみや頭皮の炎症などが出てくることがあるのです
「 ペタンとする 」
トリートメントには
油性 の毛髪補修成分が入っております
この油性成分が
髪の毛の指通りやしなやかさ、まとまりを良くしてくれるのですが、
髪の毛の根元部分に付いた場合には逆効果になってしまうことがあります
トリートメントを 「 毛先側 」に 付けた場合 |
トリートメントを 「 根元側 」に 付けた場合 |
|
髪の毛に柔軟性が与えられて しなやかさ、指通りが良くなる |
⇨ | 髪の毛に柔軟性が与えられることで 髪の毛が柔らかくなり、根本の立ち上がり力が弱くなり ペタンとしやすくなる |
髪の毛になめらかさ、しっとり成分が与えられて 髪の毛の広がりやパサつきが抑えられてまとまりが良くなる |
⇨ | 髪の毛になめらかさ、しっとり成分が与えられることで しっとりとした重さがプラスされるため根元が立ち上がりづらくなる |
以上のように、
本来であれば髪の毛にプラスに働くはずの効果が髪の毛の根元側に付くことでマイナスの効果に変わってしまうのです
「 ペタペタ、ベタベタ感 」
髪の毛は、
根元側よりも毛先側のほうがダメージが強くなる傾向にあります
そのため、
トリートメントのタイプや特性、種類にもよるのですが、
基本的には毛先側に一番効くように設定されているため、そこまでダメージしていない根元側には毛髪補修成分が必要以上に乗ってしまい、質感が重くなってしまうのです
また、
しっとり感が強めのもの( まとまりやすさ重視のもの )は特に上記↑の比較表のような影響を受けやすいため、
- しっかりとケアをしているのに髪の毛の調子が良くない、
- 根本側はペタペタしているのに肝心の毛先側はパサつきが気になる
という状況が生まれてしまうのです