頭皮環境が敏感とは、、?
みなさま こんにちは
美容室 hyvy* です
今回は頭皮環境が敏感な方についてお話をしていきたいと思います
まずはじめに
みなさんは、カラーリングやパーマ等の施術を行っている際に、
頭皮が
ヒリヒリしたり
チクチクしたり
してしみてしまったり
かゆくなってしまった
などという経験はありませんか?
痛かったり、ムズムズしたりしてとてもイヤな時間ですよね?
カラーやパーマの施術中に頭皮に刺激を感じてしまう方は、もしかすると頭皮環境が敏感になっているのかもしれません
また
まだ、しみたことが無いという方も、
夜にシャンプーをして、朝起きたときに指の平で頭皮を優しく押してみてください
指の平にキラキラと光る油分がついていますか?
実際やってみると、ごく少量で分かりづらいかもしれませんので、指の平の角度を変えながら光にかざして確認をしてみてください
指の平に油分がついている方は、頭皮環境が整っている方だと思います
もし
指の平に油分がついていない方は、もしかすると頭皮環境が敏感になりかけているのかもしれません
指の平についた油分。。
それは皮脂膜という成分です
皮脂というと、
汚い
匂う
ベタベタする
、、というあまり良くないイメージを持っている方が多くいらっしゃると思います
ですが本来、皮脂は頭皮にはなくてはならない成分なのです
≫ 皮脂膜の重要性。。。
頭皮環境が敏感とは、、?
みなさんは化粧水などを購入するときに、
普通肌用
オイリー肌用
敏感肌用
など、お肌のタイプによって選んでいますよね?
お肌と一緒で、やはり頭皮もタイプがあるのです
敏感肌について調べてみたのですが、
実は皮膚医学的には敏感肌についての明確な定義は無いのだそうです
ですが、洗顔をしたあとに
チクチクとしたり
ヒリヒリとしたり
つっぱる感じがする
といった、目に見えない状態の肌の事を敏感肌と呼ぶ事が多いみたいです
通常、健康な肌には
『皮膚のバリア機能』
という機能が備わっています
皮膚のバリア機能というのは
①外部からの刺激を遮る皮脂膜
②皮膚を潤わす
③皮膚内の水分を保持する
といった性質があり
②③のために、皮膚内はアミノ酸類やセラミドで満たされているのです
てすが
敏感肌の方は、このバリア機能が低下していて、皮脂が少なく、乾燥しやすい傾向にあるのです
また
皮膚のバリア機能が低下すると
肌の水分を保つことが出来なくなるため、肌が乾燥し、外部からの刺激物質、アレルギー物質、細菌が侵入しやすくなってしまうのです
それに加えて敏感肌の方は、
体調の変化
ストレス
冷暖房等の環境
花粉等の季節的な要因
に、敏感に反応をしてしまい、肌トラブルが生じやすいという性質をもっているのです
ではなぜ敏感肌になってしまうのか?
敏感肌になってしまう要因、、
それは、
皮膚のバリア機能の低下
×
皮膚のターンオーバーの乱れ
による
負の連鎖(悪循環)から生じているのです
ターンオーバー
ターンオーバーという言葉は、みなさんにとってはよく聞き慣れた言葉だと思いますが、ここで改めてご紹介をさせていただきたいと思います
皮膚はターンオーバーという新陳代謝を繰り返しており、目には確認しづらいてすが、日々生まれ変わっているのです
(皮膚表面の役割を終えた皮膚は、フケやアカとなり、剥がれ落ちていきます)
皮膚という組織は1枚皮ではなく、実は何層にも分かれているのです
皮膚層内部で生まれた皮膚は、形や働きを変化させながら皮膚表面へと押し上げられていくのです
(皮膚の内側で形成された皮膚がだんだんと表面に出てくること)
ターンオーバーをしていることによって、私たちの皮膚は常にきれいで健康的な状態でいられるのですね!
ですが
ターンオーバーは生活習慣による影響をとても受けてしまうそうです
ですので
きれいな肌(頭皮)を保つためには健康的な生活習慣が大事なのです
また
皮膚に影響を及ぼす良くない生活習慣としては大きく分けて2つの要因があります
それは
内的要因と外的要因です
〈内的要因〉
生活環境の変化に伴う心理的疲労
睡眠不足
栄養の偏り
暴飲暴食
ストレス
皮膚の乾燥を引き起こす疾患
など
〈外的要因〉
紫外線
化粧品などの外用剤
温度や湿度の変化
汗
ホコリ
ダニ
体質に合わない金属
体質に合わない衣服
など
上記の生活習慣を続けてしまうと、お肌のターンオーバーのリズムを崩し、ひいては皮膚のバリア機能を低下させてしまうのです
(もともと、アレルギー症状によってお肌が敏感になっている場合や生まれつき皮膚疾患のある方は皮膚科での治療が必要ですが、生活習慣が原因の敏感肌については生活習慣を見直すことで改善する事が多いと言われているそうです)
また、ターンオーバーは
肌表面の状態が悪くなっていると、早く新しい皮膚に代わろうとターンオーバーの周期を早めます
(皮膚は身体の防御壁をなしているので、皮膚表面の状態が悪いと、身体を守れないと判断して、状態の良い新しい皮膚を表面に出そうとします)
そうなると、まだ十分に成熟していない状態の皮膚細胞がお肌の表面に出てきてしまうため、お肌が本来もっているバリア機能がうまく発揮されにくくなっているのです
そのような状態の皮膚が表面にあると、
やはり皮膚は外部からの刺激を遮ることが出来ず、皮膚内部にダメージを負ってしまい未熟な皮膚細胞が増えてしまいます
また
その時の皮膚表面自体もバリア機能が弱いため傷つきやすいので、外部からの刺激に耐えられなく、状態のよくない皮膚となってしまうので、ターンオーバーが早まります
そうなるとまた
バリア機能のうまく備わっていない未熟な皮膚が表面に出てきて、、、
とターンオーバーが乱れてしまい
お肌にとって良くない、
負のスパイラル(悪循環)
に陥ってしまうのです
上記のことが繰り返されることにより、
敏感肌の方のお肌はなかなか改善されにくいのです
敏感肌の改善には、
まず
・生活習慣の見直し
・皮膚のバリア機能を補うために、皮膚に潤いを貯蓄してあげること
が大切になってくるのです
インボルクリン
突然ですが
みなさんは、インボルクリンという成分を聞いたことはありますか?
皮膚の中には、角質細胞という細胞が存在しています
この角質細胞を包んでいる膜があるのですが、この膜がしっかりと強固になっているほど、皮膚のバリア機能が高まるということが分かったそうです
その、角質細胞を包んでいる膜を形成しているタンパク質を
『インボルクリン』
というのです
なので
このインボルクリンが皮膚内でしっかりと発生していることは、
皮膚のバリア機能を高め、
皮膚表面が正常になることにより、
お肌のターンオーバーも改善される
ということなのです
また
ターンオーバーが改善され、
皮膚のバリア機能が高まることは、
健康的な頭皮環境へと導くことができ、
頭皮の水分量が適正に増加することが見込めますので
⇒頭皮の若返りが期待できるのです
このインボルクリンという成分は、
通常私たちの身体の中で生成されているのですが、
実は加齢とともに、だんだんと発生量が低下していってしまうのです。。
敏感肌改善への兆し
敏感肌の改善には、インボルクリンという成分が大切だということが分かりました
が
このインボルクリンという成分は、年齢とともに減少していってしまうことも分かっているのです
ですが
今現在、このインボルクリンという成分の生成を促すことのできる成分も発見されているのです
それは、、
マヨラナ葉エキス
という成分です
マヨラナ葉エキス・・・
シソ科の多年草でハーブとして様々な用途に用いられる
古代ギリシャから栽培されていた
古代ギリシャ、ローマでは幸せを象徴するハーブとして、結婚する若い二人が頭にこの花冠をのせる習慣があった
~効能として~
インボルクリン発生促進効果の他に
▼
紫外線による表皮層、真皮層の炎症を抑制する作用 【抗炎症効果】
▼
紫外線によるシミ発生原因の1つであるADM抑制作用【色素沈着抑制作用】
などという
お肌にとても嬉しい効果がある成分のようです
このマヨラナ葉エキスを与えることにより、インボルクリンの発生を増進することができるので、皮膚角層の成熟化が促進され、
皮膚のバリア機能を高めることができるのです!
当店ではこの度
このマヨラナ葉エキス配合の頭皮用化粧水のお取り扱いを始めました
(150ml ¥4000)
1本でおおよそ1ヶ月半~2ヶ月ほどもつそうです
使用方法はいたってシンプルで
毎晩のシャンプーのあとに、頭皮全体に塗布してなじませるだけということです
また
敏感肌でカラーリングなどの施術がツラいといった方のため、当店ではカラー塗布技術の向上にも努めておりますので、
・敏感肌でお悩みの方
・まだそこまで荒れてはないけど、頭皮の健康が気になっている
という方は
ご相談だけでももちろん大丈夫ですので、是非お気軽にお立ち寄りいただければと思っております
この度も当ブログをご覧になっていただきまして誠にありがとうございました!
では
みなさまに拝眉できることを楽しみにお待ちしております!